
生産中止
ジャズの素養と特徴的な少しくぐもったような声質で完璧にコントロールされたヴォーカリゼーション。若き世代の正統派ボサノヴァ/MPBシンガー、アナ・パウラ・ロペス登場!
25歳になるサンパウロ北育ちのアナ・パウラ・ロペス、人生のターニング・ポイントは”ビリー・ホリデ イ・トリビュート”ショーに抜粋された時期だった。プロフェッショナルなシンガーとして生きることを決 意したアナはジャズの素養とボサノヴァの先達への敬意を胸に、レニー・アンドラーヂ、モニカ・サウマソ 、パウラ・リマ、ヤマンドゥー・コスタ&パウロ・モウラ.....様々なショーの前座に抜粋されてゆく。m-1 のジャヴァン曲やm-2,4,7,8,9のジョビン曲、m-5のシコ曲、そしてベースのランニングを主としたスモール ・コンボ・アンサンブルへと変貌を遂げたm-6のエドゥー・ロボ/シコ・ブアルキ曲、フリー・ジャズ的な ゆったり4ビートへと変身した未だかつて聴くことが無かったヴァージョンの「3月の水」(m-7) 、シベーリのレパートリーで知られるスーバ作のm-3は低く囁くようなヴォーカルと効果音的なフルート使 いが密林の湿った夜という風情で妖艶さを醸し出している。ジャズのスタンダードでジョニー・バーク/ボブ・ハガート作m-10、ソニー ・ヘンリー作のサルサ・アレンジm-11も収録。アキーロ・デル・ニッソというグループのセルソ・マルキス(flute,ss)がボサノヴァ・クラ シコやスタンダードへ斬新なアプローチを試み、アナ・パウラ・ロペスのフレッシュで耳に残る特徴的なヴォーカルを意外性に富んだ逸品へと昇華させている。
1.Meu 2.Chovendo Na Roseira 3.Sereia,Amor D'agua 4.Agua de Beber 5.A Mais Bonita 6.A Historia de Lily Braun 7.Agua de Marco 8.O Morro Nao Tem Vez 9.Esperanca Perdida 10.What's New 11.Lisa