LUIZA BRINA / TENHO SAUDADE MAS JÁ PASSOU

型番 RCIP-0295
販売価格 2,640円(税込)
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CD

2022/6/23 再入荷しました。
*ミュージックマガジン7月号 ミナスの新しい流れを感じる29枚 掲載商品。

俗にいうミナス新世代のミュージシャンの中でも、ポップと前衛の境目を自由往来。木管などチェンバーな楽器を用いたミナス特有の浮遊感溢れる実験的な音使い、ジュブナイルでキュートな唄声、ここまではフランスのクレプスキュールなどを想起させるものがあるのですが、ここにサンバ・ヂ・エンヘードやマルシャ、マラカトゥといったブラジル各地のリズムを意図的に忍び込ませ、一種演劇的な創意工夫を凝らしたサウンド、宇宙服の格好をしたアート・ワークなどコンセプチュアルな装丁もあり大いに話題となったルイザ・ブリーナ。新作では縦長のソングブック状の装丁とし、歌詞に全楽曲のコード・ネームを付与。日本盤特典としてボーナス・トラックも収録。特筆すべきは"夢見心地にロマンチックで甘い旋律"を紡ぎ出すことに長けた同郷ミナス出身のS.S.W.セーザル・ラセルダがアーティスティック・ディレクションにて参加、要所要所に魔法を掛けるかのようにスウィートなアンサンブルを施している点です。

ここでも共作者としてクレジットされるルイス・ガブリエル・ロペスらとグラヴェオーラ・イ・オ・リショ・ポリフォニコで活動。イレーニ・ベルタキーニやミシェッリ・アンドレアッシらと女性だけのコレチーヴォANAにも在籍してミナスの音楽シーンを活性化させてきたルイザ・ブリーナ。ジュリア・ブランコの作品制作などを経て、通算三作目となるオリジナル・ソロ作を発表。先述のルイス・ガブリエル・ロペスやジュリア・ブランコに加えて、チアゴ・アムヂやグスタヴィート・アマラルら新しい世代のミナス・ジェライスのミュージシャンたちとの共作曲、そして冒頭の前衛派の先達セウマールとの共作に、m-3ジルベルト・ジル作"Queremos Saber"ではルイーザの声とギターの弾き語り、m-4ミルトン・ナシメント楽曲の詩作を行っていることでも知られるホナウド・バストスとの共作"Acorda Para Ver O Sol"にはフェルナンダ・タカイがゲスト・シンガーとして参加。m-6本制作に深く関わっているセーザル・ラセルダとの共作"De Cara" にはセーザル自身がゲスト・ヴォーカルで参加。他にもマルセロ・ジェネシのアコーディオンがクレジットされていたり、m-8"Estrela Caga da Turquia"にはジョアナ・ケイロスがミスティークなクラリネットの多重録音を施します。















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伊藤亮介



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