2022/11/11 エルナン・ハシントの新譜リリースと合わせ再入荷しました!
ブラジル・サンパウロのノヴォス・コンポジトーレスを形成するひとり、egも用いたAOR調のコンポージングに定評のあるS.S.W.ファビオ・カドーレのまろやかな唄い口を活かした生ギター弾き語りに、ジャズの素養からスピネッタのバックを務めた経歴まで、ジャズのインプロヴィゼーションからアルゼンチン・ロックの歌伴まで幅広い引き出しを持つアルゼンチン・ブエノスアイレスのピアノ奏者エルナン・ハシント。vo,g + p のアコースティック楽器のみによるデュオ作が国内盤で登場しました。
ファビオ・カドーレによる冒頭タイトル曲などのメロウな楽曲から、エルナン・ハシントの深淵な慕情が漂うm-6"Gaviota"、ふたりの共作m-3"Demasiado Lejos"に、ファビオが女性フォルクローレS.S.W.シルビア・アラマジョと共作したm-5"Encuentros Fugaces"の格好良いピアノ・リフ。コンテンポラリー・ジャズのモードと洗練されたブラジル音楽のフレイヴァーを往来しながら紡がれた質の高いアンサンブルには上品さと落ち着きを覚えます。素敵な時間が過ごせそうな一枚をどうぞ。