2024/4/23売り切れました。
アルゼンチン中西部パタゴニアの都市ネウケンに暮らすvo, g & g のアコースティック・デュオが奏でる洗練のコンテンポラリー・フォルクローレ
ブラジルの歌曲をレパートリーとした女性だけのトリオ、フロール・デ・リスで活動するほか、アカ・セカ・トリオ/トリオ・ファミリアのメンバーたちも参加したソロ・アルバムを発表(こちらは8月に仕入れます!)している女性シンガー/ギター奏者のマリア・スアレスと、国立芸術基金からタンゴ&フォルクローレのギター部門で二位受賞の栄誉を授かった実力を誇るホルヘ・パラシオ、アルゼンチン中西部パタゴニアの都市ネウケンに暮らすvo, g & g のアコースティック・デュオが奏でるコンテンポラリー・フォルクローレ。初となるアルバムですが、これが心を洗われるように澄んだ音場と木目の温もりを醸し出しています。正統派タンゴ・カンシオンの唱法を継いだ情感のこもったヴォーカルと、ジャズのヴォイシングで紡がれるギター。極めてシンプルな編成のなか際立つ素の美しい表現。二人のオリジナル・コンポーズに、ブラジルのマエストロ - ギンガがコロナ禍で亡くなってしまった詩人アルヂール・ブランキと組んで作曲したm-3"Ramo de delirios"や、ホアン・マヌエル・セラートm-5"Niño silvestre"、A.ロックのレジェンド - L.A.スピネッタのm-8"Cisne" などの好カヴァー。そして驚かされるのはマリア・スアレスの技が歌唱のみならずギターも卓越していること。トナーダの様式に則ったm-4"Cielito"やすぐお隣チリのクエーカのリズム様式m-7"Araucaria" では、インスト・ギター・デュオとして表情豊かなパフォーマンスを見せています。