2024/3/11 再入荷しました!!
* 仕入れ費用高騰のため価格改訂させていただきました。ご了承ください。
*孤高の現代ブラジル音楽表現者。最高峰のひとりギンガの声とギター、大半新曲の最新作。豪華装丁LPとなって入荷。モニカ・サウマーゾが2曲でゲスト参加。慈悲深いギンガの歌声、繊細で複雑な和声と独創的な符割が生み出すギターのリズム。多くの音楽家からも敬愛を集めるギンガの音世界の深層を堪能できる作品です。
繊細に重ねられた音の粒が織りなす複雑なハーモニーと、独特の符割から紡ぎ出されるロマンチックな旋律は、一流の音楽家をして、現代ブラジル音楽にギンガの及ぼした影響は多大だと言わしめたほど。歯医者としての仕事を経て、1991年に音楽作家としてデビュー。キャリア30周年と自身71歳の誕生日を祝して、2021年にデジタル配信の形で発表されたのが本作。アルヂール・ブランキという詩作のパートナーを失って、初めてギンガ本人が作詞に挑んだこのアルバムでは、リオ・デ・ジャネイロで両親と過ごした幼少の思い出を歌にしたA-2"Meu Pai"やB-5"Zaboio"、孫娘に捧げたA-3"A Bailarina e o Vagalume"など、ギンガ個人のプリミティヴな心象風景が綴られています。既発の2曲は前述の"Meu Pai"とB-3"Porto de Madama"。声とギターでの新ヴァージョン再録となっています。サンパウロのライヴ・ヴェニューに捧げたA-5"Casa de Fransesca" はソロ・ギターのインスト、共に来日を果たしたモニカ・サウマーゾとの美しいデュエットはA-6"Paulistana Sabiá "とB-4"Jogo de Damas" で聴くことができます。カシンがプロデュースとミックスを担当、レザーを模したジャケ裏や熱転写した金箔、トレーシング・ペーパーを用いた内袋に歌詞・クレジットを印刷するなど、凝ったデザインはフェルナンダ・ヴァガスとサビエル・モンレアルによるもの。全世界限定400部の貴重なレコード、この機会にぜひ。