耳を惹くのはジョアナ・ケイロス、マリア・ベラルド・バストスのWクラリネット。よく知られたドリヴァル・カイミの楽曲に前代未聞のアヴァンギャルドな解釈を施し、各方面で物議を醸し出している前衛ブラジリアン・インスト・バンドのクアルタベー二作目「Lição#2」。この音楽作品を読み解くのに最適なのが、漫画家/イラストレイター - デボラー・サリスが劇画調に仕立てたこの64ページのコンセプトブック。アメコミを思わせる手書きの吹き出しはポルトガル語ですが、漫画ならではの創造的な景色は楽器ごと海に浸かったり、髪の毛がクラゲになったりと、美しい描画を眺めているとクアルタベーの面々のロジカルな思考が手に取るように伝わってきます。2019年11月 FESTIVAL DE FRUE参加のため初来日!この機会に是非お買い求めください。CDはこちら→
シーン :ミーティング
シーン:準備
シーン:岩場で演奏
シーン:潮の満ちた部屋