ノスタルジア、サウダージをスマートに表現できるシンガー・ソング・ライター、ロロ・ミクキの98年名盤。
リト・ネビアの描く突き抜けたメロディに通じる、心地よさ。タンゴ・カンサォンのヒーロー、ガルデルに捧げられたm-1から、女性シンガー:マリアナ・メレロ参加のタブラ+フォーキーm-7、幻想的サイケなm-8、ループを使ったm-9、中にはロッキン’80sな曲もあったりして・・・表現意欲に沸くシンガー・ソング・ライター、ロロ・ミクキの自己宇宙を拡げる多少大袈裟なリバーヴ・サウンドに白玉ハモンドがまた良いのです。