Guebe / Licuadora

型番 EF020
販売価格 2,409円(税込)
購入数

オレンジ色とプリンスが好きな科学者/歌手兼ダンサー(?)、少女のようなプリミティヴな唄声と洗練された表現の手法を持ったゲベ(Guebe) を中心に据えたユニットの初作がBs.As.インディペンデント・ポップ都市から入荷しました!

Licuadora = ジューサー。カラフルでヴィヴィッドなパッケージ、一曲毎にカード状になったアート・ワーク/ライナー。これらのイメージ通り「複数のトーン、リズム、捉えようとする複数のメロディのための多彩なアルバム。鮮やかさと控えめなトーン。遊び心とまじめさ。陽気さとメランコリー。子供っぽさと大人のムード。」

数年前の唯一参加した音楽見本市でアルゼンチン人らしく、謙虚さを携えた無表情で「ロンドンとブエノスを行き来してインスタレーションやらいろいろやっているんだ。」といいつつ妙なCDを手渡して来たBandajamoncrudo の2人。これがまた最高のストレンジなエレクトロ・ポップだったのですが、このうちのマティウスという男がソロ名義のユニットをやっていてそれがExperimentoloizaga。このエクスペリメントロイサーガ (g, moog, program etc) とコンセプチュアルなインストゥルメンタル音楽を展開するフアン・スチュアート ( drs, melotron, loop, etc )が全面的に参加して造り上げたのがこのゲベの1st アルバム。ナイロン・ギターにアナログ・シンセのベース・ラインにセンス良く配されたループ・リズム、これらが織りなす繊細でロジカルなテクスチュアに、多重録音の掛け合いやヴォコーダーまで駆使したゲベ嬢の日だまりのように朗らかな歌メロディーが溶け合うと、これぞ特級のポップ・マジックと言わんばかりに弾けた、しかしそれでいてインテリジェンスな空気が漂うのです。
 ボンボ・レゲーロなど様々なパーカッションでダンサブルに彩るナチョ・ロイサーガをはじめ、曲に因ってはヴァイオリン(パブロ・グリンホト)、コントラバス(アルヴィ・シンガーことハノ・セイトゥン)、ヴェネズエラの4弦ギター(ナチョ・ロドリゲス)が参加、展開に継ぐ展開に新しい楽器の音色が顔を覗かせるのもこのアルバムの楽しみのひとつ。UKやマドリッド、ウルグアイにコロンビア、それぞれの曲の着想が世界を旅するうちに生まれたものであるということに、この文字通り歌詞カードとなったアートワークを手に想いを馳せてみたり。
ファイストやアドリアーナ・カルカニョット、The Knife... テニスコーツやたゆたうをお好きでしたらマスト!


Your recent history

Recommended

Best sellers

About the owner

伊藤亮介



Blog

Mobile