2023/7/21 売り切れました。
木管とスキャットが鮮明に映えるチェンバー・ブラジル音楽 - ヴェント・エン・マデイラ、そして自身とピアノのマエストロ、アミルトン・ゴドイのデュオ作などをリリースするマリタカ・レーベルを主宰するフルート奏者/コンポーザーのレア・フレイリ女史。実力派の女性歌手であり、妻でもあるモニカ・サウマーゾと共にギンガの来日公演に出演したフルート/サックス奏者のテコ・カルドーゾ。そしてテコらと共に室内楽団オルケストラ・ポプラール・ヂ・カマラーを率い、世界のコンテンポラリー・ジャズの架け橋となるべくレーベル/ライヴ・サロン - ヌクレオ・コンテンポラネオを主宰するピアノ奏者/コンポーザーのベンジャミン・タウブキン。ここにイヴァン・リンスらとの共演でも知られるシルヴィオ・マズッカ・ジュニオール(b)、ウリセス・ホシャらの作品にも参加するA.C.ダル・ファハ(drs)。清涼爽快な風のように吹き抜けるサンパウロのジャズ・ウエイと、幾多のモダン・ジャズを育んだニュー・ヨークの空気。"Vatapá"でジョイス・モレーノとも共作、レア・フレイリの繊細で柔らかなコンポージング。ベンジャミン・タウブキンのロマンティックな音使いからコルトレーンの"Giant Steps"への展開、デューク・エリントンの"In A Sentimental Mood"をブラジルのチェンバー・アレンジと刷新したトラックまで。98年にニューヨークのカンポ・スタジオで録音、近年にジャケットを代えて再リリースされた作品。