60Sにフレンチ・ポップの代名詞ともなった”イエイエ”のヴィンテージ・サウンドに60'S 古き良きアメリカのサブカルチャー、そしてR&Bから派生した”ノーザン・ソウル”の高揚感、更には"エレクトロ・ガレージ"の要素をミックスした現代の破天荒モッド・フレンチ・バンド、ビキニ・マシーンが三枚目のアルバムをリリース!
ビートニク詩人のヒリヒリするような焦燥感に、ショーアップされた美女たちと踊るゴーゴー・ダンス、未だ見ぬ宇宙の別生命体。レトロ・フューチャリストを自負するフレンチ5人組が繰り出すモンドでガレージ、旧くて新しい独自ワールド第3章。エレクトロやサンプリングとインディー・サウンドを融合させた1st,
男性イエイエ・シンガーとして一世を風靡したジャック・デュトロンのカヴァー集となった2ndと挑発的な活動を行なってきたビキニ・マシーン。今作では英語・仏語を混在させたハッピーでモッドなアッパー・チューンばかりが12曲、ダン・エレクトロのファズ・トーンにモーグ、ワーリッツァーにスタイリッシュな歌唱。ボリス・ヴィアンのようにバック・コーラスとのコール&レスポンスで進む”グルメのジャーク”(=65年頃流行のツイスト・ダンス)m-2、スーツ姿のメンバーが踊りまくるというユニークなプロモーション・ヴィデオが話題のm-3、セルジュ・ゲンズブールのように男のダンディズムを振りまく"英国の薬局”m-5、サーフ・ガレージなインストゥルメンタルm-7に伊映画の挿入テーマのようなm-12、fortuneレーベルのブラック・R&R・シンガー-アンドレ・ウイリアムズの曲にアシッド観を足したようなm-11…「女性ならブルー・ジーンズと頭にはネッカチーフを着用で(ただしノー・ソックスで!)、男性なら白か水玉のシャツで(ただしチェック柄はなしで)聴くダンス・ミュージック」 - 現地紙。タイトなグルーヴとオースティン・パワーズの新たなエピソードの如き賑やかさが特徴の1枚。トリカテルからリリースされていたようなフレンチ・インディー・ポップがお好きな方は勿論必携、ルービン・シュタイナーなどフレンチ・エレクトロ・ポップ・シーンと密接に関わっているプラチナム・レーベルからのリリース。エンジニアにはトリッキーやティンダー・スティックスを手がけたイアン・ケイプル。