2022/9/26 人気のインスト作、再入荷しました。今回より価格を改訂させていただいております、ご了承ください。
クラロン、俗に言うバス・クラリネットを巧みに操りブラジル最古のサロン・ミュージック、ショーロのアンサンブルでまろやかな音色を聴かせる、セルジオ・アルバッハの作品が到着。プロヴェッタ(cl)、ネルソン・アイレス(p)との共演も。
クリチーバの出身で、アンドレ・メマーリ(p)との共演でも知られるオルケストラ・ア・バジ・ヂ・ソプロ・ヂ・クリチーバ(クリチーバ吹奏楽オーケストラ)のディレクターも務めるクラロン(b.cl) 奏者のセルジオ・アルバッハ。テナーの音域を担うクラロンを誰よりも柔らかい木管然とした音色で鳴らすのですが、セルジオのリードの他は、bandolim、g、7str.g、perのティピカルなショーロ編成。ヴィラ-ロボス("Choros no.1")、ナザレー("Tenebroso")、ピシンギーニャ("Gargalhada")など古典を、ゆとりのあるアンサンブルに情感込めて優美にプレイ。アベル・フェヘイラ作の"Chorando Baixinho"では名手ナイロール・プロヴェッタとの掛け合いでcl & b.cl デュオが聴けるほか、最終曲"Minha Lágrima"ではブラジル・ジャズ・ピアノのマエストロ - ネルソン・アイレスが参加。物悲しい旋律から、誇らしげな表情、豊かな音の波の起伏に、古き良きブラジルのサロンに迷い込んだ気にさせられます。