2024/4/27 売り切れました。
*永年MPB(Musica Popular Brasileira) の屋台骨を支えてきたマルセロ・コスタのアルバム第二集の客演が豪華すぎる
リオ出身のドラム奏者/パーカッショニストで、ジャキス・モレレンバウム(vln,cello)や兄弟のムリ・コスタらと共に1973年に結成されたバンド - ア・バルカ・ド・ソルでの活動を皮切りに、マリーザ・モンチやカエターノ・ヴェローゾら多くのMPBアーチストのバックで活躍してきたマルセロ・コスタ。自身のキャリアを振り返るように豪華な客演陣に恵まれたソロ1作目「Vol.1」は国内盤としてリリースされ話題となりました。4年を過ぎてリリースされる本作「Vol.2」でもマルセロ・コスタに作品を支えられた多くの音楽家、今回は本人歌唱のm-2とネイ・マトグロッソを除き、全員女性シンガーのみフィーチャーされています。ダヂ・カルヴァーリョを従えたマリーザ・モンチ m-3"Tão Só "、ペドロ・サー(eg)とアルベルト・コンチネンチーノ(b)、そしてホベルタ・サーのm-4"Deixei Recado"、偉大なボサ・ノヴァ詩人ヴィニシウス・ヂ・モライスの孫娘マリアナ・ヂ・モライスm-6"Se Você Disser Que Sim"、マリア・ベターニアm-8"Numero Um"、サシャ・アンバッキ(p)と共にジュサーラ・シルヴェイラm-9"Nervos de Aço"、マウロ・ヂニス(per)を伴ったテレーザ・クリスチーナm-10"Você Me Abandonou"、カエターノ曲"Esse Cara"を歌うパウラ・モレレンバウムm-10まで、古いサンバにドリヴァル・カイミ、エルトン・メデイロス、ルピシニオ・ロドリゲスらのブラジリダーヂ溢れる楽曲を華やかにプレイ。まるでMPBのサニー・サイドを辿っているかの錯覚に陥る一枚です。非常に高いポテンシャルを誇る本盤、気を取られてるうちに、あっという間にアルバムが終わってしまうのが惜しいところ。