Silvia Machete / Extravaganza

型番 CV10070
販売価格 2,515円(税込)
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前作でボサ・キャバレーとでもいうべき新境地をみせてくれたリオ・デ・ジャネイロの女性シンガー - シルヴィア・マシェッチ(マシェット)。新作がショー・ガールmeets 現代版トロピカリズモとでも形容したいほど、突き抜けて凄いことに。
前作でもギターを弾いていたファビアーノ・クリーゲルがプロデュース。何と言ってもキラー・チューンなのが、16分音符の刻みにサンバ・キック、手数の多いドラミングで耳を惹くドメニコ・ランセロッチ(+2他)が参加したディスコ・マクンバ m-6 "Manjar de Reis"。ユーモアとウイットに富みながらもケレン味のないシルヴィアの花香る唄声はピッチ感も素晴らしく、正にショー・ビズの世界を活き活きと素敵に躍動しています。と思えば次の曲はキューバン・ルンバを現代ブラジル流に租借したかの斬新なアプローチ。シルヴィア本人のペンによる"O Baixo"では曲名通りアルベルト・コンティネンティーノの凄腕コントラバスの演奏と共に歌い、ジェームス・ボンドのテーマを作曲したことで知られるモンティー・ノーマンの”Underneath Mango Tree" ではヴィブラフォンと南国楽園のモードを演出します。フビーニョ・ジャコビーナなどの新世代派や、60年代から活躍するエラズモ・カルロス(その曲名も”Feminino Fragil"!)、70年代サンバ・ソウルでその名を知られるイルドンらとのコラボレイトなど、驚きの発見ばかり。それぞれの楽器の音色が太くダイナミックで、現在の感覚に即した絶妙なミキシングもこのアルバムの自在さをよりアイディア・フルに表現しています。そしてマスタリングも素晴らしく映えるなと思えばDomenico+2、Kassin+2 のアルバムと同じく日本の Takayoshi Manabe によるもの。新世代ブラジル音楽周辺、エルマーノスなどがお好きなら間違いありませんし、音楽エネルギーをたっぷり受け取りたい方にもぜひ!

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伊藤亮介



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