2019/6/28 売り切れました
Bs.As.のクラブ、まさに現場直営のレーベルからリリースされ話題沸騰中!デジタル・クンビアのコンピレーション”ZZK Sounds vol.1 "参加アーチストの中でも最も突き抜けた存在といえるのがアンドレス・シュテインガルト(a.k.a. Drole)によるプロジェクト=エル・レモロンです。(同コンピにはピカチュウなる曲で参加)今の時代に相応しくデジタル・マルチ・サウンド・クリエーターと呼べる彼の所業は確かなる感覚と知識に基づいたもので、ただ単にクンビア/レゲトンのフォーマットをトレースしただけではないことが、すぐに見て取れます。南米コロンビア由来のダンス・ミュージック - クンビアの”スットコスットコ”したユーモラスなダンス・リズムに子供コーラスの参加やパレードの祝祭リズムを彷彿させるサウンド、ミニマリズムを感じさせるエクスペリメンタルなトーンにアナログ・シンセのビープ音を溶け込ませ....リズムの特性を活かしきったシニカルでモンドなトラックから、Bs.As.のスラム街で生まれたというクンビア・ヴィジェーラ、ルーツ・リズム - ムルガとレゲトンを融合させたムルゲトン、ファウナをフィーチャーしたロボット・ヴォイス・レゲトンにダブ、idm (インテリジェント・ダンス・ミュージック)まで。ローカルなクンビア・b-boysたち(ダマス・グラティス、アルトス・クンビエロス)のヒット・トラックを鍵盤奏者のパブロ・レスカーノがサンプリング・ミックスしたものも収録。ロジカルなエル・レモロンのアルバム・コンセプトはこのアート・ワークにあるように、色とりどりな飛翔する鳥がヘッドフォンを付けて豊かな南米ルーツ・リズムと共に現代都市の上空をサーフする、というもの。生の息吹、土臭さを残しつつ巧みに構築されたエレクトロ・ビーツが酩酊を早め、踊ることを喚起させてくれます。これはダンス・ミュージック界、エレクトロニカ界、共に見渡しても稀な最高の傑作!