シコ・ブアルキの長いキャリアの中でも数少ないライヴ盤。観れば人を虜にする事間違いなしのショウですが、前作『CHICO』のリリース・ツアーのうちリオでのショウが2枚組CDになりました。『CHICO』からのレパートリーは全曲、その他にも長い間ステージで演らなかったジョビンとの共作"Anos Dourados"やヴィニシウス・ヂ・モライスとの"Desalento"、”ジェニと飛行船”なども演奏、"Rap de Calice"ではクリオーロへのオマージュを捧げたラップも披露。演奏メンバーは『Carioca Ao Vivo』時と同様にジョルジ・エウデル(b)、ジョアン・ヘボウサス(p)、マルセロ・ベルナルデス(sax,flu,cl)、シコ・バテラ(per)、ビア・パエ・レメ(key,cho)、ウィルソン・ダス・ネヴィス(drs)、そしてアレンジも担当するルイズ・クラウヂオ・ハモス(g)。『シコ』でも円熟みのあるデュエットを聴かせていたウィルソン・ダス・ネヴィスとの"Sou Eu"、この盤では続いてジョビン=ビリー・ブランコの"Tereza da Praia"も二人で聴かせてくれます。
途中歌詞を忘れてもこの余裕&お茶目さ…