Fabio Goes / Sol no escuro

型番 RH0013
販売価格 2,515円(税込)
購入数

サンパウロからエクスペリメンタル・ポップの使者が登場。映画「シティ・オブ・ゴッド」のサントラにてセウ・ジョルジに依って披露された”コンヴィッチ・パラ・ヴィーダ”の共作者(w/ アントニオ・ピント)、ファビオ・ゴエス。幻想的に儚い旋律を伴った初ソロ・アルバムをリリース。女性シンガー-セーウ、エヂ・コルテス(こちらもシティ・オブ・ゴッドで知られる)、アーバン・ソウル系S.S.W.-アレシャンドリ・グルーヴェスはperで、ゲスト参加。

「暗闇のなかの太陽」と名付けられた本タイトルには敏感な感受性を持ったポスト・ロック〜エクスペリメンタル・フォルクタッチな11トラックが並ぶ。サンパウロを拠点に活動するこのファビオ・ゴエスなるシンガー・ソングライターは若手ながらに既にキャリア充分で、主に映画音楽のサウンドトラックや挿入歌を任されることが多かった人。「シティ・オブ・ゴッド (02)」に始まり「ビハインド・ザ・サン (01)」そして最近では「ピショッチ・イン・メモリアム (06) 」、ヴィニシウス・ヂ・モライスの詞に基づいたショート・フィルムの「バラーダ・ダス・デュアス・モシーニャス・ヂ・ボタフォゴ」が賞を穫りまた名を挙げた。音楽面では自らが参加していたパウマンダード(今作にもメンバーが参加)での活動に、可笑しなポップ・ユニット”ジャンボ・エレクトロ”にコ・プロデュースで名を連ねるなどもしている。さて、本アルバムでも瞼に景色を浮かべたくなるような儚さを伴った旋律が盛り沢山で、音の隙間をたっぷりと残したダイナミックなドラムスに振り下ろされるピアノのリフ、ミュートされた管楽器の音色、ギターの余韻、これらに憂いを含んだ叙情のハスキー・ヴォイスが載ればたちまちのうちに想像力を掻き立てられ、ファビオ流のポップ世界へと誘われてしまう。m-1のタイトル・トラックや「停滞する世界」m-4、女性シンガー - セウの参加したモダン・ジャズの英語詩曲「サン・オブ・ユア・アイズ」m-7、ジョナサン・リッチマンばりにギター+ドラムで始める「サーファー」m-9など統制のとれた世界観のなかに絶妙なポップ観を盛り込んだ佳曲を散りばめて彩りを添える。


Your recent history

Recommended

Best sellers

About the owner

伊藤亮介



Blog

Mobile