イタリアのケルティック・ルーツフォーク・エレクトロポップ4人組、フィアンマ・フマーナのアルバム!
北イタリアはエミリア・ロマーニャ、ワールド・ミュージックが一つのキーワードとなっていた時代に一世を風靡したモデナ・シティー・ランブラーズのメンバーでもあったマルチ・プレイヤー=アルベルト・コッティカ(acc,g.p)に、ガイタ(バグパイプ)とベースを操るレディ・ジェシカ・ロンバルディ、メヂン・パオロス(DJ,Sampler)、リサ・カント(vo)の4人組によるフィアンマ・フマーナ。アイリッシュ・ジグにも通ずるイタリア北部のトラディショナルな楽曲(八分の六拍子のダンス音楽やウエディング・ソング、地元のルーツ・バンドの持ち曲まで)やアイスランドのトラッドをベースに反ナチス運動の英雄を讃えたm-5、自作曲m-1にはラップでイタリアが誇るスター?ジョヴァノッティにご当地DJ?ナヴィゲーターが参加。伊語・英語入り混じるリリックを披露する。全ての曲にアコーディオンやガイタというレジェンダリーな楽器に、反芻する女性ヴォーカルやエレクトロ・ビーツが融合するという珍しいサウンドには全てBPMの記載つき。人当たりの良さそうな風貌も含めて、感触はきわめてポップで色彩豊か。一昨年のWOMEXショーケース出場アーチスト。