ALTAGAMA

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LAL 108

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80's L.A.スピネッタのDNAを最も色濃く受け継ぐ男、ルーカス・マルティのニュー・プロジェクト。ソロ転向以前の90年代～00年代前半を駆け抜けたインディ・A-ロックのバンド - ア・ティラドール・ラセル（余談ですが、drsはマリアナ・バラフのきょうだいマルセロ・バラフ、ツインkey のひとりはチャーリー・ガルシアの息子ミゲ・ガルシアでした）の晩年作にも参加しているスアベスタルのジュル・アクリとのプロジェクト- アルタガマを始動。

シモンズのシンセ・ドラムなどを用いて80's フレイヴァーのディティールにこだわりぬいたレコーディング・アーチストとして評価の高いS.S.W.ルーカス・マルティ。自身の唄を様々な女性アーチストに歌ってもらうというバリアス・アルティスタスのプロジェクトなど、ソロと併行して多くの作品を発表する多作のひとなのですが、自身の率いたア・ティラドール・ラセルの後期にゲスト・プレイヤーとして参加していたジュル・アクリ（スアベスタル）と、主にヴィジュアル面を担当、ときにコーラスも担う女性アーチスト- シン・ロセンフェルドの３人で新たなプロジェクトを立ち上げました。オケヒットに四分打ち、ディスコティークでニュー・ウエーヴ、ビザールな匂いがプンプン立ち上るサウンドに、センシティヴでメランコリーに酔いしれるルーカス・マルティのポップ・センスが全快なm-7"No queiro pelearme" や悪魔を哀れむコーラスが施されたm-10"La pelota"、先行PVが公開されたm-4"Que no fluya"、m-13"Me estas dejando"など佳曲揃いで、ジュル・アクリもm-15"Senal"など複数の曲でヴォコーダー・ヴォイスでリードをとります。CDの収録可能時間いっぱいまで収録された全16曲をその道（A-ROCK) の先達であるダニエル・メレロがマスタリング。