La Maga y Lo Que ?! / Rosa China

型番 FD008
販売価格 2,200円(税込)
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2010年12月に来日公演を果たしたニコラス・ファルコフの実妹で、ラテン・アメリカ中のルーツ・リズムを凝縮して兄妹の涼しげなハーモニーを聴かせるグループ - トゥンバトゥ・クンバでも活動するマガリ・ファルコフの初ソロ・プロジェクト。これが新世代フォルクロリックの新鮮味とラプラタ川流域音楽のエッセンスを十分に含んだ傑作!

2001年から昨年までの間、パーカッション奏者ホルヘ・ペモッフのアカデミーに在籍、多様なルーツ・リズムを習得し、その間にも舞台音楽で打楽器奏者として演奏したり、コンポーザー-マルセロ・カッツのプロジェクトでシンガーとして起用されたりと充実したキャリアを積み重ねて来たマガリ。自身でE.ピアノを弾きながら編み出す曲は、詩情とメランコリーをたっぷりと含んでおり女性らしい音使いに、コントラバス、ドラムス、アコースティック・ギターというシンプルな編成のバンドと、可憐さと瑞々しさを併せ持つ唄声の相性も抜群に良いです。エレピを弾きながら歌う曲などでは、同じくラプラタ川流域音楽を長年志してきているノラ・サルモリアに通じる所もあり、またさりげなく弾かれる不協和音や木擦れを思わせるパーカッションの残響に、弦楽を適所でゲストに迎え曲毎の表情を増したりヴァリエイションも豊富。フォルクロリックなルーツ・アコースティック・サウンドをワールドワイドな視野のモダン・フォークにまで押し上げたセシリア・サバラのような鮮やかささえ感じさせます。もちろん10年に渡り体得してきたパーカッション・リズムは、このマガリの音楽がロジカルな発想に基づいた美しさを放つという事実をより明解にするべく、淡い輝きを放ちます。森から平原を駆け抜ける風が川の水面で潤いを得る−--爽やかナチュラルで可憐に花香る傑作アルバムが、またもブエノスアイレスから。




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伊藤亮介



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