Nina Becker & Marcelo Callado / Gambito Budapeste

型番 YBCD078
販売価格 1,980円(税込)
購入数

オルケストラ・インペリアルのシンガーとして注目され、5年越しで完成させたヴィヴィッドな「vermelho」と透明感の「Azul」2枚同時のソロ・アルバム発表、夢見心地にさせる美声の持ち主ニナ・ベッケルと、ド・アモールのdrsでカエターノのバックを務めるマルセロ・カラードの夫婦デュオ名義作。親密なベッド・ルーム音楽、モダン・フォークの佇まいを持った作品。

音楽家夫婦が暮らすリオの海岸至近のアパルトマン。初のデュオ名義となる作品では、より親密に二人の唄声が聴こえるようにと、音楽家夫婦の日常が垣間見えるような宅録という手法をとっています。Apple製ノートブックには初めからインストールされているソフト Garageband を駆使したレコーディングでは二人ともag、eg、b、或いはヴィオラォン(生ギター)を持ち、メタロフォンなどアクセントになる楽器を多重録音、各々の自作曲や共作曲でニナのみならず、半数はマルセロもヴォーカルをとります。ヴィオラやピアノはノートブックを持ち出して、外部で収録。ふわっとした浮遊感が、少しだけ我々の普段とは異質で、華やかさを携えた風景へと連れ出してくれます。モダン・フォーキー佳曲の数々にはペドロ・サーがギターで参加、唯一のカヴァー - アシス・ヴァレンテ作の"armei a rede" も現代版アコースティック・ミュージックへとリノヴェイト。ツアーで共にプレイしているカエターノ・ヴェローゾを彷彿とさせるトロピカルなフレイヴァーが詰まったm-5" futuro" 、m-9 "essa menina" や、「vermelho」で曲提供をしているフビーニョ・ジャコビーナがピアノで参加したm-10 "Sem Lei" はスローな新世代のサンバ、とブラジル気質を覗かせるパートと、現地メディアが報ずるようにジョン&ヨーコの世界観を醸し出す英語詩曲m-8"packing to leave" などのグローバルな視点が交錯し、夫婦の見てきた音楽観がまさにアルバム作品として表現されている、と感じます。サンパウロのYBスタジオで幾曲かヴォーカルの差し替えを行ない、同スタジオのエンジニア、カルロス・"カカー”・リマがミキシングとマスタリング。

horto sessions #5_nina becker & marcelo callado from horto filmes | clara cavour on Vimeo.


Nina Becker e Marcelo Callado - Essa Menina from francine ramos on Vimeo.



Your recent history

Recommended

Best sellers

About the owner

伊藤亮介



Blog

Mobile