RIE / RIE

型番 RIEMUSICA
販売価格 2,200円(税込)
購入数

男女デュオでリズム・ボックスなどを駆使した宅録フォークトロニコ/エクスペリ・ポップの傑作 [ Cam Beszkin & Manu Fusari / musica que cambia por vida la pena que hace riego y que hace casi risa la vida ] をリリースした女性 vo / b - カム・ベスキンはこれからのアルゼンチン・ロックを牽引する女性たちという題で新聞記事に登場した事もある存在。この彼女を中心に、フリージャズのフアン・バション・セクステートのギター奏者であるマルチン・フェルナンデス・バトマジェ、フェミニンなアコースティック・ポップのロサルやロックあがりのタンゴを展開するハビエル・カラマロなどでパーカッション/ドラムを演奏するマヌエル・カイッサのトリオでバンドを結成、それがこのリエ(RIE)。
 トリオでトライアングル状に向き合いそれぞれの楽器演奏を化学反応させたり、3人のヴォーカルも抜き差ししたりしながら、表現されるバンド・サウンド。シンプルさを極めたガラージュ・ポップの"dar arranque" や"cancion de radio"に始まり、女性らしくドリーミーでたおやかな"ala luna" 、チャップリンのスピーチをサンプリングした"C.C. speach"、不協和音でポスト・ロック通過後の世界観を見せる"gato zen" からはエモーショナルなリフが顔を覗かせ始め、自らのグループ名を冠した"RIE" ~ "mutante"の浮遊するようなベスキンの女性ヴォーカルと男2人のハーモニー、そして性急なエモコア"traje azul"... 2011年現在のオルタナティヴな感覚に基づいたロック観をこれでもかと繰り出す彼女たちの佇まいは特に輝いて見えます。アルゼンチン音楽のリズムにおける系譜、2-2-3 など我々にとってみれば変拍子と呼べるリズム感覚が生まれながらにして備わっている彼女たちが手に余る想像力と実験精神を胸にロック・トリオのフォーマットに身を費やせば、シューゲイズ・ポップ直系の叙情的でメロウな歌旋律もまったく革新的なものへとなって響くのです。3人の紡ぎ出す音色と唄声のみで幅広い表情を見せる全12曲。

個人的ベスト・チューンはm-10 "grillos"


たおやかなm-3 "ala luna" はモノクロ加工の演奏シーン

Your recent history

Recommended

Best sellers

About the owner

伊藤亮介



Blog

Mobile