親しみある大衆の為のタンゴを演奏し続けた、フランシスコ・カナロ楽団全盛の1935年録音編集デジタル・リマスター盤。「この愛の詩も、失われた今は意味をなさなくなった」 - タイトル曲『ポエマ』は20年代ビアンコ=バチーチャ楽団を率いヨーロッパで成功したエドゥアルド・ビアンコの作。CDにカナロ楽団の演奏が入るのはこれが初。カナロ=イボ・ペライ曲では『カサス・ビエハス(古い家々)』など、他には古典の名曲『オテル・ビクトリア』(F.ラタサ)、C.ガルデル『孤独』、大御所アグスティン・バルディ作の『エル・ブエイ・ソロ(はなれ牛)』、ペドロ・ラウレンス『デ・プーロ・グアポ(男意気で)』などを収録。