大らかな抱擁感と陽光差し込むアフロ・ブラジル要素、現代ブラジルのロック・バンド- モコファイアの1stがLPで入荷。
オルケストラ・フンピレズのメンバーで自身でもパーカッション・アンサンブルのアギダヴィ・ド・ジェージを率いるルイジーニョ・ド・ジェージ(vo,per.)、レチエリス・レイチ・キンテートのメンバーでもあったマルセロ・ガルテル(vo,ep, syn b)と二人のバイーア出身音楽家と、リオ出身でロシナンテ・レコードを主宰するシルヴィオ・フラガ (vo,g, banjo) の3人がモコファイア。自ら"発明"と称する音楽探究の旅は、ルイジーニョがアタバキをはじめとする打楽器の多重録音で紡ぐ、アフロ・ブラジルや北アフリカのリズム・セクションと、ジョアン・ドナートをフェイバリットに挙げるマルセロのシンセ・ベースやローズも含めたオルタネイティヴな音使い、そして詩的かつユニークなシルヴィオの歌旋律やギター、これらが出遭い、セッションを重ねた上に生み出された新鮮なサウンド。先達や伝統へのリスペクト、豊富な知識や経験に裏付けられた確かな技術、革新的なアイディアの数々、これらが盛り込まれた刮目すべき内容となっています。