CECILIA ZABALA & PHILIPPE BADEN POWELL / FRONTERAS

型番 7798120 284303
販売価格 2,540円(税込)
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2019/5/30 再入荷しました。

思えば一番最初に仕入れたクラリネット奏者とのデュオ作「Alvarezabala」から、ソロ3作に至るまで、スキャットで未だ見ぬ旋律を追い求めていく姿勢がセシリア・サバラの音楽には貫かれていたように思います。本作からはギター、ピアノとスキャット/ヴォーカリーズで瑞々しい旋律とハーモニーを追い求めていった冒険者的な姿勢の結晶なのだなということがアルバムを通じて伝わってきます。95年にセシリアがブラジル音楽の探求をするためポルト・アレグリに訪れていた時のこと。父バーデンと一緒にツアーを廻っていたフィリップ・バーデン・パウエルとの出会い以来、ふたりは書簡の往復を通じて親交を温めてきました。本作のアートワーク内側で切手が誂えてあるのはその為です。7歳でドイツにてクラシック・ピアノを学び始め、パリ在住のブラジル人ボサノヴィスタ - マルシオ・ファラコとの共演をはじめ、数多くのブラジル人アーチストとセッションを重ねてきたフィリップ・バーデン・パウエル。幾たびかヨーロッパ・ツアーに出かけているセシリア・サバラと、偉大な父バーデンやジスモンチ、エルメートら共通の音楽志向性を確認し合っていたフィリップのデュオ・プロジェクトが始動するには自然と条件が揃っていました。ミロンガにサンバ、コンテンポラリー・フォルクローレと互いの持つ引き出しを開けながら共作された楽曲の数々は、前作までより更に繊細さが伺えるセシリアの唄からも、ひとつひとつの音を大事に置いていくようなフィリップのピアノからも、互いへの敬いと新鮮な音の冒険に満ちています。ジャキス・モレレンバウン(cello) の客演が光るインスト・ヴァージョンm-2 と歌入りm-10の2テイク用意された"Ano nuevo"、イヴァン・サントスによる葡語の歌詞をふたりでデュエットするフィリップ作のm-8"O amor nao ve desordens"や、ふたりの共作歌詞でフィリップ作曲のm-11"Todo dea e hoje" は澄んだハーモニーに親密な情感が溢れ出すようで、本作のハイライト。セシリアの過去作でも入手困難な「Pendiente」('08) 収録の"Milton" m-9や、 「Presente Infinito」('11) 収録の"Despedida" m-12などの新たに解釈が施されたヴァージョンも収録。









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伊藤亮介



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