ブラジル北東部のリズム、バイーアォン、コーコ、シランダ、ショッチを叩きだすパーカッションのグルーヴにフォホーが喚起する至福のダンス。ピファーノ(笛=フルート)に、ドミンギーニョス(acc) 、ナナ・ヴァスコンセロス(talking drum)、シバ(ハベッカ=北東部のvln)、トニーニョ・アルヴィス(キンテート・ヴィオラード、b, abolo) といった豪華な客演陣。ブラック・ミュージックからレゲエまでを踏まえたギターやベースが現在のルーツ混血音楽の最前線へとバンド・サウンドを昇華しています。リーダーのヴァギネル・ミランダ作の曲を主に、ブラジルのトラッドで様々な歌詞のヴァージョンが存在するm-6 Cachacaなど。
「マチンゲイロスは海の音楽であり、川の音楽であり、森林の音楽でもあり、これらの風土を具現化する素晴らしいグループです。嵐のような騒ぎ、反響を前にするブラジル北東部地方にとっては大変重要です。我々の文化の本質がここにはあります。」
―エルメート・パスコアル
「マチンゲイロスは、過去を現在と未来でつなぎ、ルーツを集積した重要な仕事を成していると言わなければならない。」 ―ジョルジ・マウチネル