Barbara Togander / lovemanual

型番 BAU1166
販売価格 1,980円(税込)
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広報レポートのライヴ探訪記もあわせてどうぞ。

マリアナ・ペレイロやマイア・モナコとのインプロヴィゼーション・ユニット、モノ・フォンタナやエルナン・アシントにアレ・フラノフも参加したエル・ディアブロ・エン・ラ・ボカの一員をも占め、フロレンシア・オテロメリナ・モギレフスキーの師でもあるのが"声の女性表現者"バルバラ・トガンデール。オテロやモギレフスキーとのヴォイス・インプロ・トリオでのシクロ(毎週決まった曜日にショーを行なう)でも披露している書籍を使ったパフォーマンス、異なる文章に音程/節を付けて読み上げ、それらがいつしかシンクロしてゆく、という冒頭曲にはじまり、コルネット奏者エンリケ・ノリス率いるキンテートとのフリージャズ即興、これらエクスペリメンタルで偶発的に生まれたパフォーマンス群の間に、ノリスがピアノを爪弾いてのビリー・ステイホーン作”Lush life"に、ジョー・ウィリアムズやシャーリー・ホーンで知られる"Here's to life"の親密で心揺さぶるようなジャズ・ヴォーカルが聴けます。チャーリー・ミンガスの書いた"Duke Ellington's Sound of love" はメキシコ式壷、バシーハ・メヒカーナのウドゥにも似た不思議な打音のみをバックに唄い、つづいてドロドロッとしたコルネットのブロウと共にはじまる静寂と鳥のさえずりなど自然音を思わせるキンテートの即興演奏、そして詩の朗読。アルバムの流れも文芸的でアーティスティック、ファルセットのスキャットから低音を響かせたリズミカルなパフォーマンス、何人格も使い分けられる表現幅の広さ、声だけでここまで出来るのか、と驚かされること必至の素晴らしい作品。



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伊藤亮介



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