父はパウリーニョ・ダ・ヴィオラ、母方の叔父には伝説的ギタリスト - ハファエル・ハベーリョという音楽一家に育ち、父のバンドでそのギターの腕を磨いてきたジョアン・ハベーリョ。2006年に発表された1stではパウリーニョやハダメス・ニャタリ曲などをカバーしていましたが、2011年に父のバンドを抜け、ソロ・キャリアに集中します。今作は1曲をのぞき9曲が自作曲。コンボーザーとしての才能も花開かせています。曲によってピアノ(Gabriel Ceszti)や管楽器、チェロなどを交えてアルバム全体が効果的に多彩に彩られていきます。クラシカルで重厚感がありうっとりさせられるかと思いきや、時にスリリングなアレンジも魅力的です。
オフィシャル・サイトで試聴できます→
http://www.joaorabello.com/