”詩情に富んだアクースティカーソ”として
1stアルバム「Tierra」で登場して以来4年。ブエノスアイレスのインディペンデント・シーンでほのかに香る可憐な音楽を紡いできたウシュアイア出身の女性SSW - フリエタ・リモルディの2ndアルバム、完成しました。今作はピアノや弦に管、その他穏やかな室内楽アコースティック・サウンドとマルコス・ロッカが操るハンドメイド・タッチの不思議なトーンが包み込むように幾重かの層を織り成し、その中ナチュラリズムに則った文学少女の澄んだ輝きを保つ唄声が印象的な旋律を辿ります。U.S.のモダン・フォークやU.K.のトラッド・フォークにも退けをとらないヌエボ・フォルクのポエティックな佇まい、アルゼンチンならではのリズム・フィールが生み出す革新性をセンシティヴな音楽へと。パブロ・ダーカル、デュオ・ベシーナがゲスト参加。澄んだ多重ハーモニーと音の広がりが心地よい m-3 "20"をはじめ、小春日和、陽光のしたで聴きたくなる楽曲たちが10+1。