Maricel Ysasa / Naceran las Hojas

型番 NS029
販売価格 2,200円(税込)
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'84年ブエノス・アイレス郊外アタラシャ生まれの女性SSWマリセル・イササ。モロンにある公立の音楽学校でアルゼンチン・クラシック音楽の大家 - アルベルト・ヒナステラについて学んだのち、ラ・マタンサで教職をなりわいとしている現在の彼女。粗野な質感の厚紙ペーパー・スリーヴにスタンプされた通し番号、ハトロン紙に包まれたディスク、ハンドメイドの感触を信条とするエクスペリメンタル音楽のnoseso recordsを主宰するセルマール・ガリンの手により、良質アコースティックな短編が粒揃った初のソロ・アルバムを発表。

自らがアルペジオで紡ぐギターの生音と手を伸ばし風景を切り取ったイマジネイティヴな詩歌。語りかけるように優しく唄うマリセルの小さな世界はシンプルな"うたもの”でありながらも独創的で個性が滲みます。マリセル・イササのギターと不思議なハーモニーを醸し出す幾重かダビングされた唄声、ひとりで完結しているミニマム・アコースティックなサウンド。そこに10年来の近所の音楽仲間であるセルマール・ガリンの小物パーカッション類や、セルマールの兄弟バルデマルのヴァイオリン、カロリーナ・リッシの鍵盤、或いは自身で重ねたメロディカ、と曲毎にもうひとつの楽器が装飾的な役割を果たすいう構成。直感で編み出されたフレーズと詩的な言葉が、なだらかな起伏を伴った短編としてまとまり、川から大きな海へと注がれます。静けさを感じさせるアコースティック・エクスペリメンタルの冒険から川沿いの伸びやかで瑞々しいフォルクローレのエッセンスまでを消化しながら、親密さをも感じさせる素晴らしいアコースティック・ミュージック。

http://www.myspace.com/maricelysasa

A Take Away Shows のサイド・プロジェクト - petit planets にて間もなく映像が公開される模様です。


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伊藤亮介



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