ベネズエラの4弦ギター -
クアトロを専門的に弾くミュージシャンのアルバムが入荷してきています。64歳となる
エルナン・ガンボア、その人のアルバムで、元はセレナータ・グアジャネーサという有名なグループの創立者だそう。このクアトロという楽器、ナイロン弦を張った4弦のものということで見た目にはウクレレと近しく感じるのですが、音色や奏法が全然違うのです。ジャキジャキと強く掻き鳴らし、開放弦のテナーな響きを持続させながらもルーツ・リズムのアクセントを強調するように弾いています。このアルバムではコーヒー・ルンバとして知られる"Moliendo Cafe" に始まり、タンゴ名曲”El Choclo"や"Mi Buenos Aires Querido"、ベネズエラのホロポと呼ばれるダンス・ミュージックのリズム様式に則ったフォルクローレ曲 "Caballo Viejo"、"Amalia Rosa"、"Amalia Rosa"なども収録。渋みの効いた唄声とともに、あるいはインストゥルメンタルで、ギターやカホンなどのパーカッションとも演奏しています。
http://www.myspace.com/elcuatrodevenezuela