Silverio Pessoa / Batida Urbanas,Projeto Microbio do Frevo

型番 CF001
販売価格 2,515円(税込)
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”ペルナンブーコの声”と言えば今やこの人が最も最有力。映画『モロ・ノ・ブラジル』でフィーチャーされていたシルヴェリオ・ペソア。入手困難だった02年録音のアルバムが遂にリイシュー。

どこかコミカルな弁士を思わせるような演劇的要素を秘めたシンガー、シルヴェリオ・ペソア。02年にレコーディングされた本アルバムは、北東部音楽=ノルデスチの巨匠の一人、ジャクソン・ド・パンデイロへオマージュを捧げつつもこの偉人が推し進めた北東部サンバ(ココーやフレーヴォ)のリズム革命をさらに刷新。エレクトロニクスやサンプリングとアコーディオンやパーカッションにブラスを融合させたサウンドが満載。めまぐるしく移り変わる楽器編成や多彩なゲスト(エディー、ゼー・ブラウン、ヴィア・サット、ジャクソン・ド・パンデイロの相棒とも呼ばれるジャー・アルミラ・カスティーリョ)でデキシー・ビッグバンド・ジャズ調のフレーヴォやココーから、メントなどのカリブ海音楽的エキゾチック・モード、エレクトロ・ファンキ、サンバ・ヂ・エンヘードをダブ処理したトラック、サンバ・ヒップホップまでウイルソン・ファリアとシルヴェリオ・ペソアの共作からジャクソン・ド・パンデイロ曲、ゲスト陣が胸を張って持参した曲群など、彩りは華やか。たとえエレクトロを導入していても着飾る為のソレではなく、世界を変えるための道具に過ぎない。哲学的などんちゃん騒ぎ。雑踏のなかで呑むビール、玩具を手にした子供のはしゃぐ姿、何かを閃いた男の輝いた眼。タイトル通りアーバンなバチーダ(ギターのストローク)とフレーヴォ(北東部のサンバ・リズム)の菌をばらまくプロジェクトがお届けする革新の一枚。絶品。

*Silverio Pessoa / Cabeca Eletrica, Coracao Acustico

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伊藤亮介



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