2024/3 売り切れております。
ダニロ・カイミとの最新作が大好評の女性シンガー、モニカ・サウマーゾ。幾度もCD再プレスが施された2004年作が、豪華な装丁の限定アナログLPレコード盤となってリイシュー。
サンパウロ生まれの実力派女性シンガー。雲の隙間から覗く優しげな陽光のような唄声。MPBとブラジル人女性の魅力がぎっしり詰まった、じっくり聴ける一枚。'99年のアルバムでヴィザ・マスター・ベスト・ヴォーカリストを受賞した'71年サンパウロ生まれの実力派女性シンガー。雲の隙間から覗く優しげな陽光のような唄声はじっくり聴きたくなる至宝モノだ。このアルバムはリオやサンパウロ、ブラジル各地のコンポーザーたち(ドリヴァル・カイミ、マウリシオ・カリーリョ、ジャイトール・ド・カヴァキーニョ、シャンゴ・ダ・マンゲイラ、ジョビンーヴィニシウス、トン・ゼー、ゼー・ミゲル、ヴィズニキ、ロドルフォ・ストロエテール)のスタイルも時代も異なる曲たちをとりあげ、”唄うこと”を楽しみながら作られたアルバム。ジョイスの来日公演でベースを弾いていたロドルフォ・ストロエテールのプロデュースで、パーカッションでホベウチーニョ・シルヴァ、ヴィオラォンにパウロ・ベリナッチ、ヴィオロンセロ(チェロ)にルイ・コインブラ、ピアノにベンジャミン・タウブキンなどなどが参加、アレンジメントも施している。[2005年頃の大洋レコード商品ページより]
慈愛に満ちた歌声と潮風香るアコースティックな音場。ブラジル各地のルーツ音楽様式を採り入れながら、それらを豊かな音楽愛と確かな技術とで刷新したこの名盤のクレジットを見直すと、バーデン・パウエルの「Os Afro Sambas」トリビュートを共に制作したパウロ・ベリナッチ(g)、公私に渡るパートナーのテコ・カルドーゾ(flute)、複数の来日経験を持つジーニアスなアンドレ・メマーリ(p)、世界を股に掛ける洗練の魔術師ベンジャミン・タウブキン(p)、シアトリカルな演奏を繰り広げるトニーニョ・フェハグッチ(acc)、菅アレンジはナイロール・プロヴェッタ(cl)が手がけていたり、曲ごとに豪華すぎる布陣で制作されていることに驚かされます。
1.Moro Na Roça [adap. Xangô da Mangueira]
2.Caborochinha [Mauricio Carrilho/Paulo César Pinheiro]
3.Estrela de Oxum [Rodolfo Stroeter/Joyce]
4.Menina Amanhã de Manhã [Tom Zé /Perna]
5.Vingança [Francisco Mattoso/José Maria de Abreu]
6.Por Toda A Minha Vida[Tom Jobim/Vinicius de Moraes]
7.Assum Branco [Zé Miguel Wisnik]
8.Cidade Lagoa[Sebastião Fonseca]
9.Doce Na Feira[Jair do Cavaquinho/Altair Costa]
10.Sinhazanha (Despertar) [Chico Buarque]
11.Onde Ir [Vanessa da Mata]
12.Ê Doce Morrer No Mar [Dorival Caymmi]
13.Na Aldeia [Silvio Caldas/De Chocolat/Carusinho]
↓アルバム・ヴァージョンとそれぞれ
共演者は異なりますが、収録曲をおうちからコラボレイト配信したものを添付します。
↓こちらは本作でも共演しているアンドレ・メマーリとのデュオ・ライヴ