RODRIGO VELLOZO / O MESTRE-SALA DA MINHA SAUDADE

型番 CPF070
販売価格 2,090円(税込)
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メロウなサンバのDNAを受け継ぐ男がエクスペリ・サンバ勢とタッグを。ホムロ・フローエスprod.


70'sから80'sに掛けてヒットを飛ばしたリオ出身のサンバ・シンガー/ピアノ奏者のベニート・ヂ・パウラ、本名ウダイ・ヴェローゾの息子ホドリゴ・ヴェローゾ。その整った面持ちで俳優としての知名度も誇る彼ですが、ピアノでスウィングするサンバ・バツカーダを演ったり、ガル・コスタやエラズモ・カルロスのレパートリーを取り入れたり、バルバトゥーキスのマルクス・プレットをプロデューサーに立てたりしながら3枚のアルバムを発表。そして大きな音楽的転換を迎えたのが本作4枚目の「O Mestre-Sala da Minha Saudade」。ヒリヒリするような研ぎ澄まされたノイズと、アイロニカルなハーモニー。そして急遽トンネルの出口のように閃光を見せる、美意識をまとったメロディー。このエクスペリ・サンバ仕立てのアルバムは、2019年に亡くなった兄弟アンドレ・ヴェローゾを偲び、失った喪失感や痛みを表現しているのだといいます。複数の共作と"Farol"へのゲストvo参加もしているプロデューサーのホムロ・フローエス、カヴァキーニョの意外な用い方をここでも発揮するロドリゴ・カンポス、前衛志向のギターを紡ぐアレン・アレンカール、そしてマルセロ・カブラルのシンセ・ベースがアーバンなエッセンスとして効いています。サンバ・グループ、元グルーポ・ヘベラサォンのシャンヂ・ヂ・ピラーレスがゲストvoで参加したm-2"O Samba que esqueceu"や、実父ベニート・ヂ・パウラが参加したm-6"Lágrimas no meu sorriso"にはチェロやヴァイオリンの弦楽が入っていたり、オーセンティックなサンバを担ってきた人らがサンパウロ・インディーのエクスペリ・サンバと未知との遭遇を果たした一枚。











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伊藤亮介



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