坂本龍一、ゼー・ミゲル・ヴィズニキ、、、知性を感じさせるリリカルでコンテンポラリーなピアノ・プレイの系譜に若手で一番に名乗りを挙げるのがこのアンドレ・メーマリ。最近ではジョイスの日本公演のピアニストに抜擢されて、その叙情的で繊細なタッチに感銘を受けた方も多いのではないかと思います。以前リリースされた女性シンガー - ナー・オゼッチとのデュオ作もサンパウロで、ここ日本でも高い人気を誇りました。そのメーマリがマルチ・インストゥルメンタリストとして17以上もの楽器をプレイ、ショーロ・ワルツ、ブルーズ・ワルツ、ヴァルサ・ホマンティカ(ロマンティックなワルツ)、”ワルツじゃないものってあるの?”とメーマリが語る通り一本の木のように枝分かれして新葉をつけたさまざまな表情の曲たち。セルジオ・サントス、モニカ・サウマーゾ、といった実力派シンガーからゼー・ミゲル・ヴィズニキ、テコ・カルドーゾ、ガブリエル・ミラバッシ、セルジオ・ヘジ、ネイマール・ディアス、ゼー・アレシャンドレ・カルヴァーリョがゲスト参加。