ヴィブラフォンとのデュオでエルメート・パスコアル集を発表しているマリンバ奏者マウリシオ・ベルナルがパーカッション、ナイロン弦ギターとのトリオでリトラール地方のフォルクローレを演奏しているというのが本アルバム。清涼感あふれるマリンバの音色に、生ギターのふくよかな響きと小気味よいパッセージ、カホンやタブラ、ブラシ・スティックでアクセントをつける打楽器、この編成でパラグアイ・ポルカからラモン・アシャラのフォルクローレ曲、ルディ・フローレスのチャマメなどをプレイ。三者が折り合いながら川の流れのように広がってゆくアンサンブル、そしてギター独奏にマリンバ・ソロのパート、ときにメロディカも入れて。
最近はコントラバスを加えたカルテットで活動している様子です