ブラジル・サンパウロの心理学者/SSW ダヴィッド・カルデローニがMPBオールスターで制作した初作から6年、自身の唄と爪弾くナイロン弦ギターをメインにシンプル・アコースティックなかたちで制作した2ndアルバム('03年)再発がこちら。甥であるヴィニシウス・カルデローニ(5 a seco) が詩作と共作共演(唄、パンデイロ)で参加。またヒカルド・アゼヴェードの詩を下敷きにしたり、エドゥ・サンタナと一曲を共作共演している他は親族の参加のみという親密な作品。ブラジル・ギター弾き語り作品としても、そのふくよかなギターのハーモニーに、高いポテンシャルを持ったリリシズムに、一目を置きたい隠れた傑作。
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