2024/8/29 売り切れました。
*8.10発売アンドレス・ムラトーレ「チョーサ(小屋)」のプロデュースを務めるフアン・アラベルのフィジカル近作仕入れてます。
近隣風景を音に載せ、聴けば聴くほどその味が染み出してくるハイブリッド・フォルクローレ。
ラ・リオハ出身で、10年以上キャリアの大半をコルドバで築いてきたS.S.W.のフアン・アラベル。2019年にはアルゼンチン人アーチストとして、イベル・ムシカ歌曲創作賞のトップを獲り、フォルクローレ・オペラ戯曲「ロス・アルファレロス・デ・ラ・サングレ」(2017上演)のスコア作者としても高い評価を受けました。2018年にはヨーロッパ・ツアーを敢行、自らが芸術監督を務めたビデオ・クリップ"Amor Absente"は軍事政権下の行方不明児を探す活動にてコルドバ人権団体が広報に用いました。また近年ではアラベルがプロデュースしたアンドレス・ムラトーレ「Choza(小屋)」などを生み出した個人スタジオも運営しています。さて、INAMUの助成を受けて制作されたフィジカルCD製品最近作となるこの「BARRIO」のテーマは「近所」。誰しもが帰属する生まれ育った地や廻りの環境、牧草地、歩道、ブロック....心安らぐ風景、これらをチャジャ (m-1"Carnaval del amigo")、ビダーラ(m-3"Cancion de Febero nuevo")、チャカレーラ(m-4"La que vuelve")などフォルクローレ様式を用いながら、egやイフェクティヴなアンビエンスと共に颯爽としたムードと共に体現。ベースにはクララ・プレスタとデュオ作をリリースしているフェデ・セイマンディ、ドラムにはムラトーレの作品でも叩いているアマロ・フェラーリが参加。フランコ・ビットーレのegがインスト・ポスト・ロックの風情を醸し出すm-8"Cielo de Agosto"なども。