HELOISA FERNANDES / FACES

型番 0742832 812139
販売価格 2,540円(税込)
購入数
CD

ブラジルの女流ピアノ奏者がシカゴにあるファツィオーリ F228 に導かれて

ナナ・ヴァスコンセロス(per)、アリ・コラリス(per)やゼカ・アスンサォン(b)と共演した1st、詩人マリオ・デ・アンドラーデの遺したブラジル・ポピュラー音楽の史跡資料を元に制作した2nd、今年初頭に入荷してきたオルケストラ・ポプラール・ヂ・カマラーのサックス奏者マネー・シルヴェイラとのデュオ作と、このサンパウロ出身の女性ピアノ奏者/コンポーザー - エロイーザ・フェルナンデスのキャリアを見渡すと、各地に伝承されるブラジル音楽ルーツ・リズムにかなり精通していることが判ります。その最たるものが、米国ツアーを経て2017年にシカゴにて制作されたソロ・ピアノの本作。病気を克服したのちに現地ディレクター、トーマス・ゾエルスの招待を受けてシカゴにある名機ファツィオーリF228と面し録音。冒頭"Colheita e Caicó"に顕著な、独立して蠢めく左手の力強い低音と、透明感も鮮やかな高音のハーモニー。そしてドラマティックな展開。ギリシャ神話の女神3人をモチーフにした組曲m-2 ~ 4が収録されている辺りは、クラシック/現代音楽畑出身であることを窺わせます。ヴォーカリーズからインプロヴィゼーションになだれ込むm-5"Mergulho"、そして川をモチーフにした後半の組曲と、クラシカルからコンテポラリー・ジャズ、ブラジルの民間伝承、これらを統合し、自らの表現へと高めることのできる稀有な存在であることを証明した一枚はブラジル・ピアノを語る上で欠かせません。





Your recent history

Recommended

About the owner

伊藤亮介



Blog

Mobile