2018/10/20売り切れました。
ミナス特有のメランコリーな極上旋律。
ブラジル・ミナス州特有のメランコリックな極上旋律だけを13曲。吸い込まれそうになるほど美しく唄いあげる女性歌手、ジセーラ。ミナス・シーンの中心人物の一人、ヴァギネル・チゾがアレンジと鍵盤を担当。郷愁感、そして瑞々しさ。
ジセーラ・ゴンサウヴェスの初めてのアルバムとなる本盤に籠められた故郷ベロ・オリゾンチへの想い、そしてかの地で産み出される美しき叙情的な唄への愛情。17才から人前で唄い始めたというジセーラはMPBとベロ・オリゾンチで盛んなジャズをレパートリーにバール―ベコ・ダ・ルーアに出演しながら映画音楽への参加などキャリアを積みあげてきた。本作にも参加しているセルソ・モレイラ(g)らミナスのアーチスト達との自らの未来を変えてしまうような出会い。ミルトン・ナシメントのアレンジャーとしてUSジャズメンとの橋を架けた陰の功績者、ヴァギネル・チゾのきらびやかなストリングス使いとピアノに溶け込むような柔らかなジセーラの歌唱。そして70年代から活躍するホベルチーニョ・シウヴァ(ds)、ゼカ・アスンプサォン(b)と固定された面子で録音された本盤のクオリティは神秘的なほど高みをみせる。フラヴィオ・エンリケとマルシオ・ボルジス(ローの兄)による”青き航海”m-1、ヘナート・モタとマルー・プラシェヂス作の”まだ時間はある”m-7など全13曲のうち12曲がミナス産、そして8曲が”未発表曲”(!)。クルビ・ダ・エスキーナの面々?ベト・ゲヂスやトニーニョ・オルタ、ミルトン・ナシメント、そしてセルジオ・サントスのレパートリー。m-10にはスペシャル・ゲストでゼー・ヘナートとのデュオを披露。
至宝のように輝く必携の一枚!!
1. Azul de Passagem
2. Capricho da Sorte
3. Os Cafezais sem Fim
4. Canto de Desalento
5. Choro pra Alice
6. Biromes y Servilletas
7. Ainda Temos Tempo
8. Contos da Lua Vaga
9. Maracana
10. Lira do Bem Querer
11. Simplesmente Simples
12. Isadora
13. ...E A Gente Sonhando