Caca Machado / Eslavosamba

型番 YBCD082
販売価格 2,096円(税込)
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サンパウロのS.S.W. - カカー・マシャードのデヴュー盤はホムロ・フローエスやキコ・ディヌッチ、ホドリゴ・カンポスらパッソ・トルト周辺のエクスペリ・サンバ方面へ趣向を同じくする面々から、ナー・オゼッチゼー・ミゲル・ヴィズニキアルトゥール・ネストロフスキーら上の世代の参加をも仰ぎ、サンバの本質である豊かな詩的情感はそのままに、モダナイズされた先鋭ポップと仕上げた一大スペクタクル。

'72年サンパウロの生まれであるカカー・マシャードは歴史学者としての側面も持って居り、エルネスト・ナザレやトム・ジョビンに関する著作も発表しています。一方でイビラプエラ劇場や文化省国立芸術基金の音楽ディレクターを務めて来た経歴もあります。舞台を制作する傍らで築き上げた膨大なネットワークと自身の音楽に掛ける情熱を結実させたのが本作。冒頭曲"Sim"からエルザ・ソアレスとゼー・ミゲル・ヴィズニキの円熟したデュオの唄声に胸を締め付けられるほどの哀愁を、そしてホムロ・フローエスとキコ・ディヌッチにカカー・マシャードの3人で唄うm-2"Outro Pais" からは新しい事に対面した際に感じるような胸のざわめきを覚えます。そしてナー・オゼッチの知性を感じさせる唄声にクラリネットの円やかな音色が纏わるm-3"Casual" 。カカーとアルトゥール・ネストロフスキーやセルソ・シンら曲毎のパートナーと共作された楽曲を、プロデュースも務めるギー・カスチフッピ(drs, per)、メノ・デル・ピッチア(b)、ホドリゴ・カンポス(cavaquinho)、キコ・ディヌッチ(g) にカカー・マシャード(g)という編成のサンバ楽器を用いた革新的なサウンドに大勢のゲスト・シンガーやプレイヤーを招いて彩り豊かに聴かせます。ルシアナ・アルヴィスとのデュエットで幻想的に浮遊感漂うm-9"Quero Mais" 、インストゥルメンタルのワルツm-10 "Pagode Polaco"、フレーヴォをモダナイズしたかのようなマルシア・カストロ vo曲 m-11 "Divino Flerte" と後半にもハイライトが。



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伊藤亮介



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