*'15/2/10 売り切れました。入荷の見込みは未定です。
中高域に艶っぽい芯を持ちながら、言葉を慈しみ歌うセルソ・シン、そしてサンパウロ州立オーケストラのアーチスト・ディレクションも務めるクラシック・ギター奏者のアルトゥール・ネストロフスキーが奏でるギターのふくよかな音色。このふたりのみ、声とギターによるアコースティック・アルバム。ルイス・タチッチやここで”スーパー・ヴァイザー”を務めるピアニストのゼー・ミゲル・ヴィズニキらのプロジェクトでフィーチャーされるセルソ・シンの唄声は、なるほど詩的な響きを持ちこれら静かで哲学さえを含有した音楽と見事に合致します。変形ペーパー・スリーヴに収められたディスク、そしてそのレパートリーはアルトゥール・ネストロフスキーによる楽曲や、ネストロフスキーとヴィズニキの共作など最近のもの、そして欧州ロマン派クラシック音楽のシューマンの楽曲にブラジル・ポルトガル語歌詞のヴァージョンで仕立てたものや、シューベルトの子守唄を同じくポル語のヴァージョンにしたもの、カルトーラの"バラに降る雨"、ドリヴァル・カイミの"E Doce Morrer No Mar "などもプレイ。しっかりと腰を据えたネストロフスキーの爪弾く繊細なギターのリズムと、m-12 など凄まじい情報量を込めた歌詞を一つたりと損なうことなく情緒たっぷりに唄い上げるセルソ・シン、サンパウロのアート・シーンでも話題のアコースティック作品の再登場。
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