Ze Miguel Wisnik / Indivisivel (紙ジャケBOXセット2枚組)

型番 7898418 581654
販売価格 2,983円(税込)
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17歳でクラシックのソリストを務めたのが華々しい音楽キャリアの幕開け。その後一流、サンパウロ大学の文学部から博士号をも持ち、現在は母校でブラジル文学の教鞭をとりながら音楽活動を活発に行なうという64歳の知性派ブラジル音楽のマエストロ、ピアニスト/コンポーザー/シンガーのゼー・ミゲル・ヴィズニキ。近年ではトン・ゼーと2作、カエターノ・ヴェローゾとの共作「Onqoto」をコンテンポラリー・ダンスのサントラとしてグルーポ・コルポに上梓。趣向を同じくするアンドレ・メーマリの傑作ワルツ集 「de arvores e valsas」にもシンガーとして参加。多くのミュージシャンがヴィズニキの楽曲を採り上げるなか、女性mpbシンガー - エヴェリーニ・エッケルは全曲ヴィズニキという歌曲集も発表しています。4作目となるソロ・アルバムは2枚組で、ブックレットにスリップ・ケースが付いた独特なデザイン。これを2つの小箱に収め、さらに外箱、と凝った仕様です。クラフト紙で出来たCD1の方は、 ヴィズニキがスーパーヴァイザーを務めたギターと歌の傑作「Pra Que Chorar」でふくよかな音色を聴かせてくれた、やはりクラシカルな方面を出自とするギター奏者のアルトゥール・ネストロフスキーが主だった演奏を務め、ヴィズニキが慈しむように静かな表情で唄うという内容。冒頭のシューベルト"セレナーデ”を編曲・加筆したものに、偉大な詩人フェルナンド・ペソアの詩作へ曲をつけた”Tenho do das estrelas"、フランスのアンリ・サルバドール最大の傑作にヴィズニキが葡語訳詩を付けた”Eu vi"と盤は進み、フレーヴォとボサ・ノヴァが出会ったかのような"Eva e adao ou marchina da familia"、ガル・コスタが新しい局面を迎えた'05年「Hoje」にシコ・ブアルキとの共作で提供した"Embebedado"のセルフ・カヴァーにはシコ本人もゲスト参加、次曲からはスヴァミ・ジュニオールが参加した哀愁漂うボサノヴァ/ソフト・サンバへと。リリカルに始まった作品に惹き込まれるうちに視界の拓けた場所に居た、という錯覚に陥りそうに。もう1枚の浅葱色でツヤツヤにコートされた盤は、ヴィズニキの本領 - ピアノと唄を主眼に据えたもの。CD1の方から参加するベースのマルシオ・アランチス(トゥーリッパなど)、SSWとしても活躍するマルセロ・ジェネシのアコーディオンやキーボード、つぼを抑えたドラミングで楽曲に潤いとドラマ性を与えるセルジオ・ヘジ(アンドレ・メーマリ、ベンジャミン・タウブキン)ら、息子ほども世代の異なる若きミュージシャンたちと一緒にアンサンブルを作り上げています。ネストロフスキーと共作のタイトル曲から、マルセロ・ジェネシのSSWとしてのソロ作品でタイトル曲になった"Feito pra acabar"から"O primeiro fole" とジェネシ=ヴィズニキの共作が続き、アヴァンな現代音楽に寄ったMPB作品を発表するルイズ・タチッチとの共作・ゲスト参加を挟んだあとは、当初ギンガのために書いた詩が長過ぎてお蔵入りになったものを、新たにギンガ=ヴィズニキでリノベイトした曲で、ギンガの”Cancao desnessesaria" にあやかり"Cancao necessaria”としたものなどマウロ・アギアールを含めギンガ周辺とのコラボレイト楽曲が連なります。対比法で韻を踏む17世紀のグレゴリオ・ヂ・マトスの詩作へ曲を付けた"Mortal Loucura"など2枚組で25曲、哀愁と叙情、詩的エッセンスを十二分に振りまくゆったりとしたアンサンブルと唄。マリーザ・モンチ諸作で知られるアレー・シケイラがプロデュース、職人肌のマエストロ・エンジニア - カルロス・"カカー"・リマ (estudio YB) がミキシング、数多くの傑作を手がけるカルロス・フレイタス(classic master) がマスタリング。この特異で美しい装丁はエライニ・ハモスのデザイン。

http://zemiguelwi.dominiotemporario.com/

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伊藤亮介



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