Lorena Rizzo / Torpes bondades

型番 AQ 372
販売価格 1,980円(税込)
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ブエノス・アイレスのインディペンデントな音楽シーンから、不思議な存在感を放つ叙情フリー・フォークの女性SSW が登場。


瑞々しい生の息吹、浮遊感のあるメロディと密やかに語りかけるような唄声、冒険心を露にした不思議な構成和音。ギターと唄、或いはピアノと唄声というシンプル・アコースティックなかたちで提示される小曲たち。ブエノス・アイレス出身で劇脚本も手掛けるというマルチ楽器奏者/ S.S.W. ロレーナ・リッソの初作には新しさと密やかな驚きが詰まっています。フォルクローレのリズムが予想だにしない展開をみせる冒頭、U.S.のモダン・フォークとも通じる都市生活者のムード、オブスキュアなナイロン弦gのアルペジオ弾き語りm-2"El ascensor" 、親密な空気を持ったタイトル曲m-4などオルタナ・フォーキーな表情の前半、繰り出すことばのリズムを最優先したピアノの弾き語りがポエティックなm-5"Me caigo"、トム・ジョビンやボサ・ノヴァの影響下にあるコード進行がセンチメントな"Mi tiempo"、冷ややかなアウト・オブ・ノートと反復する単一和音がエクスペリメンタルな風情を醸し出すm-7 "Barquito "、ピアノ・インストゥメンタルだけで詩的な風景を描き出す m-8 "Esenciales" と充実の中盤。川沿い音楽やフォルクローレから来る独特の譜割が稀代の名曲を生み出すm-11"Asi" など聴きどころ満載。リリース前にはフリアン・モウリンマリーア・ピエンらとショーを行なったり、また自身の楽曲がこれからの音楽生産を支援するコンピレーションに収録されたりもしていました。インスト・タンゴ・ギターのエドガルド・ゴンサレス(34プニャラーダス)との共同プロデュースで、ブエノスアイレスとモントリオールを往来するサウンド・デザイナーのディエゴ・サルディバルらがゲスト参加。”音楽の言語”という音楽表現のクラスを主宰するロレーナ・リッソ、カテゴライズや既成概念に囚われず想像力をありのままに表現することに成功した希有な傑作。


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伊藤亮介



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