Julian Mourin / Mate de Metal

型番 MATEDEMETAL
販売価格 2,000円(税込)
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2017/2/24 アルゼンチンS.S.W.ものの傑作、まとまった在庫が再入荷。

身近な日常の情景を蒼い水彩で鮮やかに伸び伸びと描写、新しい空気をたくさん孕んだ浮遊する旋律の粒子。チュカーロという新世代フォルクロリコのバンドで3枚のアルバムをリリース、(その内の'07年2nd 「Atitaytete」は新聞パヒナ12の選ぶベスト・アンダーグラウンド作品に選出)ギターにピアノ、パーカッションに小物楽器、プログラミングまでこなすマルチ・インストゥルメンタリスタという特性を活かして舞台音楽なども制作してきたというフリアン・モウリンの初となるソロ・アルバムが本作。冒頭の牧歌的アコースティックにゆらめく"Cancion para despertarla" (=復帰のための唄)から、女性シンガー- ベレン・イレー(bar buenos aires コンピに収録。カルロス・アギーレやアカセカが参加したアルバムで話題)がコーラスに参加、オリエンタル調の旋律を際立たせます。続く澄んだメランコリアを紡ぐ"De Paja y Madera"(=藁や木材)にもベレン・イレーが。アップダウンで跳躍するフワッとしたメロディを持ち味とするフリアン・モウリンの作風をより印象づける役割を担っています。アコースティック・ギターの爪弾くトーンと入り組んだフォルクローレのリズムで支えるパーカッション、フルートのハーモニーと程よくモダニズムをもたらすエレクトロのエッセンス。語感を楽しむかのように"Chinchulin" と唄われるm-4 でもムルガのリズムをそれと感じさせず現代的なフォークトロニコへと発展、ウルグアイのホセ・ソバと共演した"La Vie”に続く、ボサ・ノヴァ・フレイヴァーに彩られた"Nuevos Buenos Aires" でも、実はモダン・フォークの空気観に刷新されたカンドンベ・リズムだったりします。川沿い音楽の瑞々しい旋律やリズムとインディペンデント・ポップの手法を交えて表現するフリアン・モウリンと共鳴しあう同世代のSSW たち、ルシオ・マンテルは"Lagrima Suelta"(=涙の雫)、エセキエル・ボーラは"Huinserf"とモダンなテクスチャーを持った楽曲でそれぞれ友情参加をしています。 一方でフォルクローレを普遍的なアコースティック音楽として表現しているガビ・ラ・マルファやパオラ・ガンベラーレがコーラスで参加した"Donde el cero es lucero" (=星がゼロである)、"Otro Espejo" (=もうひとつの鏡)はセンシティヴィティに富んだ佳曲で胸を打ちます。火や空気や水、唄を織り成す要素の中で、先述のベレン・イレーがフリアン・モウリンの音楽を指して「金属」と言ったことによりアルバム・タイトルが「くすんだ金属」に決まったそう。木目調の音楽を意識していたフリアンにとっては、はじめ心外でしたが、言葉の響きでこれを受け入れたと云います。ミックス・エンジニアはホルヘ・ドレクスレルやリサンドロ・アリスティムーニョ、アカ・セカを手掛けたタトゥ・エステーラ、マスタリングはマドリードで施されています。手にした途端に背筋に衝撃が走った素晴らしい傑作、お墨付き。





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