デヴュー盤の成功を受けて、のちにレーベル No Format を興すローラン・ビゾとの共同プロデュースで制作された2nd、2002年。よりソフィスケイトされたサウンドは、NYのケニー・バロン(p)やブラジルのジョルジ・エウデル(contrabass)、前作に引き続きヴァギネル・チゾ(p) の参加を仰ぎ、仏・米・伯の3カ国でレコーディング、米国ではジャズ・レーベルからリリースもされました。ジャケット写真のようにきらめく蒼さと広がりを感じさせるm-3 "Sarapatel Humano" や、ビリンバウの音色を模したイントロで始まるm-6"Sarapatel Humano"、バイーアォンのリズムを基盤にしたm-10”Pao com pao" など彩りも豊かで、洗練されたなかにカボ・ヴェルデ ~ アフロ・ブラジルの流れも感じさせます。