6月初頭に来日を果たしたリオ・デ・ジャネイロの若手世代を代表するサンバ集団 - モノブロコの最新作。このグループというかチームはサーカス・テント状の情報発信地シルコ・ヴォアドールなどを拠に、ステージ上に打楽器を手にした大人数が載り、往年のサンバ・クラシコやらサンバ・ホッキをファンキーにプレイするという、のちに
バンガラフメンガなどに継がれるスタイルを広めた人たち。サンバを始めとする伝統のリズムとロックやレゲエのエッセンスをも織り交ぜることでその名を轟かせたペドロ・ルイスが率いることでも知られています。そのモノブロコの10周年記念ライヴを収録したのが本作。前作までのリード・ヴォーカル -
セルジャォン・ロローザも、カヴァキーニョを弾いていた
ホドリゴ・マラニャォンも、居なくなってしまってるのでどうなっているのやら、と思っていたのですが... 6月の3、4日に生でライヴを体験することが、とてつもなく楽しみになってしまいました!フレーヴォ・ムリェールからエモーリオまで、このバツカーダの渦の中に身を浸したい、そう感じずには居れません。