2024/5/21 売り切れました。
ラ・リオハ出身の川沿い音楽女性S.S.W.アナ・ロブレスが3人の愛息たちに捧げたプリミティヴな2ndアルバム、豪華装丁CDで入荷。
シャグラダ・メドラからリリースされた2019年作「Sabe el viento」での熟成された川沿い音楽〜コンテンポラリー・フォルクローレの世界も印象深い、コルドバを拠点に活動する女性S.S.W.のアナ・ロブレス。若くして音楽を学ぶために英国留学を果たし、その先でジャズ木管奏者(sax, cl) のニック・ホームズと結婚。3人の子供をもうけますが自身の幼少時代と重ね合わせて、母国アルゼンチンでの子育てを決意、1stアルバム以来の9年ぶりに制作されたのが2014年発表の本作。メロウなトーンのepを自在に操りながら、ギターのモンチ・ナバロ、パーカッションのハビエル・ゴンサレスとのトリオに、ニックの木管、チェロのピチカートから始まる"Isabella"のように曲によっては弦楽三重奏なども迎えて、自身が多大な影響を受けた川沿いのフォルクローレの様式にジャズの素養をアクセントにして、自作の楽曲を瑞々しく繰り出していきます。動画サイト上に多くのカヴァー・ヴァージョンを生み出したタイトル曲"Pedacitos de Sol"、フロール・スール・チェロ・トリオにカヴァーされた"Lluvia"、フルートのファクンド・フローレスに愛娘のエミリアがコーラス参加した"Cuando Ella Baila"に"Cueca"や、同郷のギター奏者オラシオ・ブルゴスとのデュオで編んだ"Petalo y Espuma"、輪舞するリズムと旋律に顔も綻ぶ"Milonguita"など、母なる優しさに満ち溢れたアルバム。