2023/6/8 売り切れました。
ブエノス・アイレス郊外のギター奏者によるソロ・ギターのダイアローグ
ブエノス・アイレス州の郊外、キルメスで生まれたディエゴ・カラスカルは故郷の美術学校から、名門アベジャネダ・ポピュラー音楽学校に進学、ギターとフルートを手に様々なマエストロに師事を受けてジャズやフォルクローレを探求してゆきます。いままでにオリジナル・コンポーズのギター曲集を譜面付きで出版するということも行っており、その活動からは自らの確立したメソッドを伝承していこうという思いが感じられます。さて、2021年に制作された「DIÁLOGOS」では、北部のリズム様式からチャカレーラ、サ(za)ンバ、ガト、バイレシート、ビダーラ、ミロンガ.... アルゼンチンの大平原を縦横断するかのように、様々なフォルクローレ様式を基盤にしたオリジナル・コンポーズが15篇並びますが、そのどれもが普遍的な日常の生活風景や大河の水飛沫、陽光、人情との出会いにインスパイアされて描かれた、穏やかな静寂と柔らかな温もりを携えたもの。