Doris / Achacanda

型番 ULTRA 059
販売価格 2,409円(税込)
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2ndアルバム”Doyle la opereta del gaucho drogado (ガウチョたちのオペレッタ)で、カルナバリート、フォルクローレ、フレンチ・シャンソン、ボサノヴァをごた混ぜにしてムタンチスのようなアシッド・サイケ・ワールドを展開したアルゼンチン産インディー・バンド?ドリス。3枚目となる新作を発表!

付け髭にウイッグ、変装が大好きな5人のメンバー(女性含む)が交互に唄う様、全員で奇想天外なハーモニーをつける様、時にダークに響き、時に能天気な明るさを放つサウンドは、慣れ親しんだ規定のフォーマットだけに頼ることなく今回も魔可不思議な世界を繰り広げる。フォーキー・サイケなm-1、ポエトリー・リーディングとガレージ・パンクが遭遇したようなm-2、郷愁漂うボサノヴァ調のm-3、バンジョーとカルナバリートのリズムを使って哀しげなフォルクローレ・ポップを演出するm-4...前作に比べるとギター・ロックの真髄をも垣間見せるほどオルタネイティヴな作品に仕上がっているが、パンデレータなどの伝統パーカッションを隠し味にさまざまな趣向を凝らしたインディペンデントなバンド・サウンドは欧州のバンドには到底真似できまい。南米産のバンドならではのメランコリックなメロディと歌唱は、どんなに荒くれたファズ・トーンを垂れ流そうとも怯む事がないのは、今回のレコーディングに向けてのプリ・プロダクションに相当な時間を費やしているからだという。良く練られた上でこれだけ振り幅を広くアイディアを活かせるのだから強者以外の何者でもない、と思う。ドラムスは家で録音、ギターなどの楽器類はスタジオで、そして唄やハーモニーを前作のタイトルにもあったDoyle(サン・ペドロから30kmの位置にある街)に借り上げた部屋で録音。今までにない程自然に、空気感を封じ込めることに成功したサウンド・ディレクションもこのアルバムの特徴だという。ちなみにタイトル”アチャカンダ”は戦いのときの雄叫びで、”アブラカタブラ”みたいなもの。


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伊藤亮介



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