2020/6/8売り切れました。
浮遊感のあるA.ロックの名盤として語り継がれ、南米レア・グルーヴ/秘境プログレ/ジャズ・ロックの方面でも人気を博す1976年の一枚。アルメンドラ〜ソロ〜ペスカード・ラビオソとスクラップ&ビルトで己の表現を追求してきたルイス・アルベルト・スピネッタが結成したインビシブレの3rdにして最終作。儚い物語を描いたかのようにロマンチックな旋律はスキャットも交え、めくるめく展開と強烈なギター・リフ。インスト曲などは早すぎたポスト・ロックのようにも聴こえます。フアン・ホセ・モサリーニとタンゴ界で有名なロドルフォ・メデロス、二人のバンドネオン奏者を招いたB面最終曲"Las Golondrinas de Pza. de Mayo"は今の感覚で聞いても新鮮な名曲。冒頭の"El anillo del Capitán Beto"も歴代アルゼンチン・ロックの名曲100選に選ばれています。